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シェアリングシティについて

シェアリングシティとはなにか

まず、モノやスキルを企業、個人で共有することで、需要と供給をスムーズにマッチさせたり、大量生産・大量消費を抑え経済活動を効率的に成長させることをシェアリングエコノミーというが、そこに自治体も支援することをシェアリングシティと言う。

さらに大きくシステム化したシェアリングエコノミーにすることで、モノの無駄な消費や生産を抑えて地球環境の悪化を抑え、失業率を抑えるなど、これまで資本主義が直面してきたモノ余りや、雇用問題の解消を進めることができる。


シェアリングシティの目的とは

少子高齢化や人口減少、子育て・教育環境の悪化、財政難など、全国の自治体が今、共通の課題を抱えています。
これらの課題を公共サービスだけに頼らず、企業と市民、はては市民ひとりひとりが「シェア」しあうことで
解決し、自治体の負担を削減しながら、サステナブルで暮らしやすい街づくりを実現することが「シェアリングシティ」の目的です。
と、『SHARING ECONOMY ASSOCIATION JAPAN』のHPでは書かれています。
長い間自治体はお金もないし、人員もない。そんな中どんどん行政サービスへの要求はエスカレートし、業務がどんどん増えていく。正直に言おう。地方公務員のレベルなんてたかが知れている。人員が少ない中、毎年新たな仕事を生み出している。少ない人手で多くの仕事をこなすためには相応の無理を民間の専門家に押し付けるか、手を抜いてこなすしかない。詳細には言わないが、ほとんどの地方公務員はろくに自分の携わっている分野の法律も規則も隅々まで理解してはいないのに、その自治体の中ではできる人がいないため、多くの仕事を回されて、頼られている。まったくプロ並みの知識の足りない素人が、市民の人生を左右しているだ。
でも許してほしい。彼らは優秀じゃないんだ。人手を増やさない方針はそのままに、どんどん求められるサービスに、新人をきちんと教育する機会も設けられず、とくに興味もない仕事を薄給でさせられているんです。
そんな状況は市民にとってもよくはないでしょう。シェアリングシティは、自治体のみの努力ではなく、企業や個人がモノをシェアするという、用意するモノの個数を減らし、費用を減らすことができる、自治体のサービスだけにたよるのではなく、シェアというローコストな選択肢を増やすことで、自治体職員の負担も減り、その市町村の住みよさもあげてくれると思い、私はシェアリングエコノミーを推進していきたいと思った。


なぜ今話題になっているのか

すでに多くの企業がシェアビジネスを始めており、利益を上げている。クラウドワークスやココナラ、メルカリ、アドレスなど、スキル・場所などを共有することで、経済に大きな影響を与える企業が増えている。日本ではまだまだ普及は遅いほうで、世界ではすでに韓国のソウルやオランダのアムステルダムなどで、シェアリングシティが進んでおり、受け入れられている。便利なものは必ず普及する。コロナでリモートワークの便利さが分かった日本でも、それとマッチするシェアリングシティは今後避けては通れない時代の流れだ。トレンドに敏感な日本のビジネスマンたちは早速準備を始めている。国もそれに目をつけて、新たなインフラとして利用することで、国を活性化させようとして、今話題になっている。


日本はどのような状況なのか

一般社団法人シェアリングエコノミー協会が、株式会社情報通信総合研究所と共同で、日本のシェアリングサービスに関する市場調査を実施しております。

その中で市場規模の調査が分かりやすかったので『SHARING ECONOMY ASSOCIATION JAPAN』のHPから引用すると、まず、市場規模の定義を「対象とするサービスはインターネット上で資産やスキルの提供者と利用者を結びつけるもの、利用したいときにすぐ取引が成立するものとし、市場規模は資産・サービス提供者と利用者の間の取引金額」と定義しています。
そして、調査したところ、


2020年度の市場規模は2兆1,004億円だったとのこと。
2030年度の市場規模は現状ペースで成長した場合は7兆4,719億円
新型コロナウイルスによる不安、認知度が低い点等の課題が解決した場合14兆1,526億円


と、認知度が低い点等の課題がありながらもすでに2兆円を超える市場規模になっており、今後日本でも必ず成長しいくことが予想されています。


シェアリングシティは善か悪か

シェアリングシティは良いことだと私は考えています。企業や個人だけがシェアリングエコノミーを推進していくよりも、行政も支援することで、信頼性とサービスの質をあげることができると思っています。民間は民間で、公共は公共でと別れてサービスを作るよりも、協力し合いながら、最も効率的に社会の課題にアプローチする必要があり、現在残っているような社会の課題は今までのようにどちらかの側の努力だけでは解決できないようなものしか残っていないと思います。
民間と公共が協力して課題を解決していくのをこれからのトレンドにするためにも、このシェアリングシティを機会に進める必要があると考えています。


シェアリングシティへのかかわり方

これからのビジネスは、SDGsにも貢献し、シェアするサービスでまだ世に出てないが、求められているものを探し、創造していく必要があると思っています。シェアリングシティはその最先端を学ぶことができるし、そのトレンドの関係者の考えを聞けるし、つながりができるので、この取り組みにかかわることはこれからの時代にうまく乗るために必要不可欠だと思う。
幸い、自分がいま務めている会社はまだまだシェアについて率先して変革をしていこうという気配はないが、国から協会の会員を募集している案内文が送られてきている。この協会の会員になることから、僕はまずは初めて行こうと思う。

作成者: よよよ

会社を今年の6月に辞めることを決意したよよよ。特に実力はないのだが、イラストで食べていこうと決意する。
無駄遣いをしながらも6年働いた会社でためた300万の貯金(推定。いまだ実体はない。)を握りしめ、絵師になるための旅が始まる。

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