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サバイバルゲーム

2021/06/08 サバイバルゲーム報告書

こんにちは、Kazumaです。

2021/06/08 私は、18:30から22:00まで行われた、サバイバルゲームの室内戦に参加してきました。

参加者人数は、最大で六人。前半は、2:2での戦闘で、途中から一名が合流し更にお店側の店員さんが、補充として入り3:3の流れになりました。

私が使用した銃は下記の通りになります。

〒924-0818 石川県白山市中奥町190
ぶんか書店白山店 2F
Blackboar Annex

東京マルイFNX-45

VFC HK416A5 ガスブローバック

フィールド内のレイアウトに関しては、以下の動画と写真を見ていただければわかりやすいと思います。

さて、ご覧いただいた通り、かなり入り組んでおり、死角も多く、さらに暗い場所もあるも、決して強いと思われるポジションがないので、フィールド的なゲームバランスについては、かなりの良さを感じました。これは下見に行った時に撮影したものですが、これは、しっかりトレーニングしなければついていけないと思いました。

サバイバルゲームを行ったのが去年の6月でしたので、一年振りの参加のリハビリを兼ねて部屋の中でスイッチと、クリアリング、リロードのトレーニングとサルーポジションの維持と、走り込み2時間を毎日繰り返し行いました。

サルーポジションとは、下の画像のように、やや銃を下に向けつつ、斜めに傾けて、撃つ方向に向けて即座に射撃姿勢に移行できる構えです。

おそらく映画やゲームなどで見たことがあることのある構えでしょう。これは、実際に使用して見てわかりましたが、かなり攻撃的な構えでした。まず、銃口を少しあげるだけで相手に向かって構えて狙えるのです。更に脇を締めて構えることで、被弾を最小限に抑えることが出来ます。そのため、サバゲーでこの構えを使用されていない方、サバゲーに興味のある方は是非練習してみてはどうでしょうか。

しかし、これだけでは、まだ、室内戦ではしっかりとした戦いが出来ません。この構えは、右側の構え。つまり、左側に構えを変えなくてはなりません。この技能をスイッチというのですが、この左右に持ち変える練習を、日常の中で行っていました。例えば、目の前に右側に曲がる直角の廊下が続いていたのなら、銃をイメージして、そちらに最小限の動きで構えつつ移動し、目標を捕捉するという練習をしたり、足運びを意識してスムーズに上半身が揺れないような動きを日常生活で練習しつつ、銃を持てる時は、扉にぶつけないように持ち替えて、素早く動作を繰り返す練習をしました。

このように今回参加に当たりかなりの練習を積んできました。一年振りのサバゲーはそれだけ、自分にとっても、しっかりとしたものにしたかったのです。

こうした準備をして、いざ戦場に降り立ち戦ってみると、めちゃくちゃ楽しかったです。

まず、入り組んでいるため、見るべき死角が多いため変に脚を止めれば、背後から回り込んできた敵に背中を撃たれるという事態が発生します。同時に、味方と共に動き回ると一方のみを見てしまったりしてしまうと、背中や思わぬところから来た敵から撃たれてしまうことがあり、難しくとても歯応えのあるフィールドでした。

ですが、このフィールドの現在のバージョン(よく配置が変わる)であっても、こういう入り組んだ場所での共通した攻略方法はないので、一応自分の中で戦いやすくなる方法を書きます。

音と影と気配を感じ取ることです。

サバイバルゲームにおいて、自分の考えは例え自分や相手が動かなくとも呼吸の音や装備の擦れる音、何かが揺らぐような感覚を感じ取ることで、具体的な敵の位置を見つけられなくとも、大体の他の人がわかるというものです。やや、オラクル的な感じですが、皆さんもよく日常生活で感じていることをフィールドで行うと言った内容です。例えば、皆さんは足音を背後から感じ取ったりすることはありませんか。そんな感じです。

敵を感知するには、ただ音を聞くだけではありません。視覚からの情報を得て活かさなくてはなりません。例えば、バリケードの向こうから伸びる影。光があれば、当然それを映す影が存在し、その影の動きでそこに人がいると認識することが出来ますし、バリケードの床との隙間からもそれを感知することが出来ます。

そうやって今回私は人の動きは感じていましたが、慣れ親しんだ相手ではなかったのとフィールドの特性上、遭遇戦が多いため、相手の位置はわかるも遭遇したら味方同士でした。フレンドリーファイア!と言ったことも多かったので、攻略方法はないと先述したことに繋がります。

このような閉鎖的な戦場で戦うためには、即座に撃つか撃たないかを決めなくてはならないのです。なので、即座に判断することですが、改善するにはやはり訓練しかありません。自分が考えた訓練を実践してみて効果測定し、結果が残せそうなら、日記を私が更新した時にでも書いていきたいと思いますので待っていただけるとうれしいです。

このフィールドで、敵を感じ取る撃ち合う前の索敵の段階の話はしました。周囲の動きを感じ取った後は即座に撃てる状況を作らなくてはなりません。そのためには、非常に攻撃的な姿勢でいなくてはなりません。

そのため前述したトレーニングが生きてきました。

あくまでも個人的な考え方とやり方ですがこうした閉鎖的で入り組んだフィールドは、まず、立ち止まらないことを心掛けなくてはなりません。動いていれば、相手が仮に自分を見つけていても入り組んだ地形を利用して見失う可能性が出てきますし、結果的に、有利不利をうやむやにすることが出来、勝負を仕切り直すことが出来ます。それだけではなく、動いていることで、例え発砲されたとしても、弾を避けることが出来る可能性が増えます。

動き回るためには、クリアリングを素早く確実に行うことが大切になります。同時に、銃を構える方向をスムーズに変えなくてはなりません。スイッチですね。

即座に射撃姿勢を取れるように、サルーポジションで銃を構え続けて、常時自分の上半身にある銃口の揺れを抑えるために、筋力と持久力が必要になってきます。

更に、前述したとおり、相手も影を見ている可能性があるため、光の当たる角度を即時に判断し、影を支配するためにも、姿勢を低くし音を立てないようにアサルトライフルを片手で保持して構えたまま匍匐前進をしたりしなくてはなりません。というか、書いていてすごくせこいなと思っていますが、本当に、こんなに動けたのは、筋トレしていたおかげだなと思います。

こんなに、充実したサバゲーでしたが、個人的に最も熱かった展開がありました。それは、ハンドガンを使用しているときに、1:1になった時です。
その時の相手は、今でも憶えている。私のように、この室内戦フィールドに初めてきたプレイヤーだった・・・。

彼との戦いは、しばらく忘れていた闘争を思い出させてくれました。彼と激しい銃撃を交わして躱す時の感覚は、耳に、脳内に確かに刻まれて残っています。自分のすぐ目の前のバリケードに当たる感覚・・・顔の横を通る弾・・・そして、すかさず応戦しようとFNX-45から弾丸が飛び、彼に襲いかかるも、バリケードに阻まれる。銃撃の応酬を行うと、自然に、相手の実力の高さから思わず・・・

_____やるじゃねえか!!

そう叫んでいました。ここは、全力でぶつかりたいと私の闘争心は燃え盛っていました。そして、最期に互いの銃口が向く瞬間。ほぼ同時に弾丸を放ちました。私の放った弾丸は、彼の顔の横へ、そして、彼が放った弾丸は、自分の胸に突き刺さっていました。

刹那の時間でした。おそらく外の時間はほんの一瞬。でも、自分の中の時間はとても長く、やられたことに実感を持つには、永く感じました。そして、討ち取られたのだと認識した瞬間に、私は、彼に向かって、称賛を贈っていました。

___お見事!

と。嗚呼、負けてしまったのだなと本当に愉しくて愉しくて仕方がありませんでした。

サバゲーはいい。戦いはいい。俺には、それが必要だ。生きていると、実感が出来るのだから。

戦うことが好きだからこそ、自分は、よくシチュエーションヒットを自分自身に取ります。シチュエーションヒットは、このシチュエーションだったら死んでいたから弾に当たっていなくともヒットコールをすると言うものです。これをすることで不要なトラブルを避けれるし、ゾンビに間違われたりしないという効果もあります。

サバゲーはたくさんキルを取れれば正義。たくさんキルを取れることが正義。たくさん旗を取るのが正義。鮮やかな戦いを魅せるのが正義。

そう勘違いをしてしまうサバゲーマーや、サバゲーをこれから始める人や、FPSなどのゲームからサバゲーに上がってきた人は多いものです。

私が、サバゲーマーとしてこうして活動してきて、最初から変わらないのは、勝ち負けなんてものは、二の次で、如何に相手も自分も楽しめるように全力でぶつかり、それに関わる人たちを如何に大切に出来るかです。相手がいないと、フィールドがないと、サバゲーができないのです。だからこそ、互いにそしてみんなで尊重し合う必要があるのです。

今回の室内戦には、私が石川県に来てから最初に一緒に戦ってくれた方がいました。その方と一年振りにお会いして、その人が変わっていなくてすごく嬉しかったんです。彼は、私よりも相手を尊重しています。ゲーム中、敵側の彼がこちらに向かってくる影を発見し、くることが分かっていたのでそこに銃口を向けていたら、彼は、シチュエーションヒットを自ら取ってくれました。

普通ならば、撃ってしまうという場面で、彼は、自ら引き下がったのですから、まさにサバゲーマーの鏡と称ぶに相応しい方でした。

更には、他の方ですが、自分が誤射されても怒らずに、許してくださった方もいました。歳上で、何年間もサバゲーを行っていた方で、配慮が出来、しかも誤射はほぼしないと言う素晴らしい方もいました。とても紳士的で、更に射撃も音を立てずに素早く移動する心得と、直感をもった方です。名前を明かせないのが残念ですが、彼はとても私に取って大きな目標の一つになりました。

よくTwitterで、話しかけてくれる方もきていました。エアーコッキングのスコーピオンを使用されていたのですが、カバーがすごく上手で、隣で戦っていて本当に心強かったです。死角をカバーしてくれて動きも無駄がない人で、とてもいい人でした。

今回の室内戦に直接的に参加を手伝ってくれた、コスプレ好きな方にもお世話になりました。彼と外で戦えることが私はとても楽しみです。

審判や進行、人数差を埋めてくださったスタッフの皆さん。多くのことを抱えてそれを解決しようと実践しようとするフィールドオーナー。

こうして、人と人とが繋がることで、サバイバルゲームを行うことができるのです。

だからこそ、大切にしなくてはならない。ルールやマナーを守らなくてはならない。私たちサバゲーマーはそれを守らなくてはならないのだと思います。

これから先も私は、サバイバルゲームを続けていくでしょう。ずっとこの心得と、信念だけは持っていたいと思います。

以上、2021/06/08 サバイバルゲーム報告書でした。

ちなみに私は三日間筋肉痛で死にました。

K&K YOKOTA KAZUMA