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個人大工・ハウスメーカー・工務店の違いとメリットについて

 

家を建てる時にどこに頼めばいいのか悩みますよね。
個人大工か、ハウスメーカーか、工務店か・・・はたまた不動産屋か、設計士かで悩んでいる方もいるかもしれませんね。
今回はそんなあなたの悩みを解消するために、各業態の違いとメリット・デメリットについて紹介したいと思います!

ハウスメーカーの特徴

ハウスメーカーとは、日本全国広範囲で展開している住宅建設会社のことを指します。
土地探し・建築設計・建設・アフターサービスまで、まとめて対応することが可能です。
画一化かれた資材を使用し、品質管理もしっかりしているため、工期が短く、しっかりした家を建てることができます。

ハウスメーカーのメリット

 以下の4つがあげられます。

・品質が良い
・工期が短い
・完成をイメージしやすい
・保証が充実

品質が良い

工場で画一化された資材が大量生産され、検査を受けているため、品質は担保されています。大工さんの技術の良し悪しにかかわらず、良いものが作れちゃいます。
さらに大手は日夜技術開発をしており、耐震技術や耐久性の面で優れた設計をしてくれます。

工期が短い

資材を作るのも取り寄せるのもシステム化されており、されに資材の規格も設計方法も決まっているので、工期を短くすることが出来ます。

完成をイメージしやすい

住宅展示場もカタログもWebでのイメージ映像も充実しているため、お店に行ってすぐに完成イメージを見ることが出来ます。
全体像が決まれば、組み立てるのには時間はさほどかかりません。しかし、全体像で悩んでしまう人は、ハウスメーカーのようにサンプルを明確に提示してくれるのはありがたいですよねぇ。

保証が充実

建物を建てた後は継続したメンテナンスをしていかなくてはいけません。ハウスメーカーは大手な分、建物に不具合があった場合の補償が充実しています。
長期間安心して住むことができます。また、住宅ローンも優遇金利で利用できるようになる場合もあり、お得に購入できる可能性があります。

ハウスメーカーのデメリット

基本面倒見が良く、安心できる仕事をしてくれるハウスメーカーですが、もちろんその分お金がかかります。

・価格が高い
・デザインの自由度が低い

価格が高い

資材も大量生産されたものを使用しており、大工などの専門家は外注で安くしているハウスメーカーですが、かなり価格が高くなります。
なぜ高いのかというと、広告費用と、営業社員の人件費、さらに住宅展示場の維持管理やHPの更新などがあるからです。
短時間で質の良いものを欲すると、コストがかかってくるんですね。

デザインの自由度が低い

ハウスメーカーでは画一化された資材を使用することにより、少しでもコストを減らし、さらに工期短く済ませていますが、その悪い面として自由にデザインを決めにくいことがあげられます。とはいえ、ゲームでいうとイケメンなモブを作れるといった感じなので、周りとそこまで差別化させた家をご所望でもない限り、このデメリットはそんなに気にしなくてもいいかもしれません。ただ、おそらく家の購入は一生に一度のものになります。後々後悔しないかどうか、じっくり考えてみてもいいかもですね。自分なんかは特にこだわりがありませんし、普通にカタログに載っているような家でも外観満足してしまいますね( ˘ω˘ )

個人大工の特徴

基本一人棟梁として木造建築物を作る個人事業主。
設計もできる大工さんもいますが、設計士にお願いする人の方が多いです。
ハウスメーカーや工務店があるなかで、生き残っている大工さんは腕がいいと期待できます。

個人大工のメリット

・価格が安い
・デザインの自由度が一番高い
以上2点があげられます。

価格が安い

個人大工はハウスメーカーや工務店のように、多額の広告費や人件費がありません。なのでその分、価格を安くできるのが一番の強みです。

デザインの自由度が高い

先に説明したハウスメーカーは、統一された資材の規格を使用して、大工の腕の良し悪しにかかわらず、高品質なものを作れると紹介しました。個人大工の場合、すべて一から自分で資材を加工するので、依頼者の要望に適した家を作れる可能性がかなり高いです。

個人大工のデメリット

・完成がイメージしにくい
・建築中にトラブルになる可能性
・アフターサービスの不安

完成がイメージしにくい

やはりハウスメーカーと比べ、住宅展示場やカタログがなかったり資料が少ないため、完成イメージがしづらいです。こちらの要望をすべて把握できているのかも気になるので、
ある程度は不安を感じながら作業を見守ることになります。

建築中にトラブルになる可能性も

今でも個人大工としてやっていけている方の腕は期待できると言えます。しかし、時には強いこだわりのある大工さんもいます。
職人気質な人が多いため、昔ながらの工法を続けていて、新しい工法に無知な人もいます。また建築設備も経験や耐久力などで勝手に決めてしまう人もいるので、
たまに依頼者とトラブルになる人もいるみたいです。
相談しやすい大工さんならいいのですが、人柄しだいではまったく聞いてくれない人もいるので、よく相手のことを観察して、
本当に依頼して大丈夫なのかを見極める必要があるでしょう。
ちなみに、知り合いだからといって個人大工さんに依頼すると痛い目を見てしまう可能性があります。遠慮してものを言うことができなくなるからです。ま、ガンガンものを言えるような間柄だというなら、依頼してみるのも全然ありだと思いますが、やはり依頼者と大工の一対一で作っていくことになるので、依頼者が満足する良い建物を建てるためには、相手の大工さんの人柄はかなり重要になってきます。

アフターサービスの不安

個人大工は不安定な収入故に廃業してしまうリスクがどうしても高いです。そのため、もしもの時に対応できる人がおらず、困ったことになってしまうことも・・・
我が家も昔ながらの宮大工さんが作ってくれたのですが、現在ではそのような工法を使える大工さんがいないらしく、雨漏れの修理のために、瓦を一部ではなく、全部取り換えになるため数百万かかると言われたことがあります。そのようなことにもなるので、独自性の強い家を建てた場合、修理に思いもよらない額になってしまう可能性があることを注意しましょう。

工務店の特徴

工務店はハウスメーカーと個人大工の中間的存在ですかね・・・都道府県内であったり、市町村内であったり、限定したエリアで活動しています。そのため、地域の流通について熟知しており、効率的に資材を集めることが出来ます。住宅展示場がないため、完成見学会などを利用して現物を見ることができます。

工務店のメリット

・価格が安め
・デザインの自由度がそこそこ 

価格が安め

地域の流通経路をうまく利用しているためそこでコストを抑えることができます。
また、ハウスメーカーのように大量な営業マンも必要ではないため、余計な人件費もカットできコストを抑え、広告費も活動地域を限定しているため抑えることができるので、ここで価格を安くすることが可能になります。

デザインの自由度がそこそこ

工務店もハウスメーカーのように建設プランはある程度あるため、個人大工ほど自由にデザインはできないけど、ハウスメーカーよりはまだ融通がききやすく、ある程度自由にデザインができます。

工務店のデメリット 

ハウスメーカーと同価格になる可能性もあり

工務店もその規模によってはハウスメーカーと同等の価格設定をしている場合があります。

その他(設計士と不動産について)

設計士に依頼する場合の注意点

設計士に建築を依頼することもできます。専門家に直接依頼するだけあり、こだわりの家を建てることが出来ます。しかし、現在の設計士は現場を熟知していない人もいるらしく、設計上問題がなくても、構造的に生活しにくい家だったりが出来上がることになってしまう場合がありますので、完成後の生活しやすさ、なんかに注意してよく相談して進める必要がありそうです。

不動産屋に依頼することもできる

不動産屋は、建築のための土地探しから、取得のための手続きまでしてくれる業者のことをいいます。業種が似ているためか、不動産屋がハウスメーカー的な仕事をしていることもあるので、もし尋ねやすい不動産屋があれば、そちらに相談してみてみるのもいいかもしれません。

個人大工?ハウスメーカー?工務店?結局どれ選べばいいの?

それぞれに一長一短があり、どれを選べばいいのかなかなか決められませんよね。だいたいの人はハウスメーカーか工務店に依頼をするようですが・・・最後に、これまで見てきた特徴を踏まえて、どんな人がどれにあっているのか説明したいと思います。

個人大工が合う人

お金に余裕がなかったり、こだわりの家を建てたい、人付き合いは苦手じゃない、と思っている方は個人大工に頼むのが良いでしょう。
一人の大工さんに家づくりを任せることになるので、その大工さんが良く相談にのってくれるか、大工さんと自分の相性を注意する必要があります。
アフターサービスに難があることが多いので、そのあたりを聞いてみることをお勧めします。

ハウスメーカーが合う人

お金にある程度の余裕があり、独特なデザインの家じゃなくてもいいから、アフターサービスが充実している、間違いのない家に住みたい人は、ハウスメーカーを選ぶとよいでしょう。
ハウスメーカーの場合は、高い価格設定になっていますが、完成イメージがしやすく、すべての作業工程がシステム化され工期も早く、アフターサービスもしっかりしているため、国内で家を安心して建てるならやはりハウスメーカーにお願いした方がよいでしょう。

工務店が合う人

予算的に余裕はそれほどないが、こだわりの家を建てたいし、アフターサービスもそこそこいいものをつけたい。そう思う人は工務店が向いているでしょう。
ただし、工務店の場合はハウスメーカーの提示する価格に近い価格になってしまうこともあるので注意が必要です。ただ、個人大工に頼んで上手くいく自信がないし、あまり高額な家を建てるのは経済的に厳しいという人は、一度見積をとって考えてみるとよいでしょう。

住宅建設は一生に一度の高い買い物になります。時間が許すなら、ハウスメーカー、工務店、個人大工のすべてから見積もりをもらい、金額、デザイン、担当の人柄、アフターサービスについて確認して、判断するのがベストかもしれませんね。

 

 

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【カレー1店舗目】”ゴーゴーカレー”でエビフライカレーを食べてみて

ゴーゴーカレーのトッピング無料券を2枚あったので、僕の仕事が終わるまで友人を待たせて一緒に夕飯に行った。

夜9時ということで、大体の店はラストオーダーギリギリ・・・

そんな中、行きつけの松任バイパスのゴーゴーカレーはGoogleマップのお店情報では開店時間は22:55までとかいてあり、

ラストオーダーまでまだ時間はあるな、と思い向かった。

コロナの蔓防中はたしか、夜9時55分で閉店してたはず、それ蔓防が解けて、夜10時55分に戻ったのかなと思っていたが、現場で衝撃の事実を確認する。

なんと、蔓防の時と変わらず、夜9時55分閉店の、ラストオーダー夜9時30分まで・・・

Googleのお店情報に惑わされないように注意ですねぇ

いかに自分たちがGoogleの情報を信頼しきっていたのかがわかりますね。

なんとか9時15分についてセーフ

友人はそこで容赦なく「メジャーカレー 1400円」を注文してました。

僕はいつも「ロースカツカレー」を頼むけど、今回は新挑戦「エビフライカレー特盛 1000円」を注文した。

そこにトッピング無料券でロースカツを乗せて「ロースカツエビフライカレー」を食べました。

メインがロースカツのようになっているが、一番の期待は依然としてエビフライ・・・

一口目からエビフライを食べてーーー感動でした。

ロースカツで衣のさくさく感と、具のぷりぷり感の技術の高さを評価していたから、エビフライもおいしいのではと思っていたが、やはりか・・・

エビの衣がサクサクして、エビはぷりぷりで、タルタルソースと濃いカレールーが良くあう・・・

ロースがずっしりと衣にまとわれて、肉汁がしみて衣が重くなっているロースカツでは味わえない、衣のよりふわふわサクサクした触感を味わえるのはエビフライならではだと思った・・・・

ただ、エビフライ2こは特盛には少なすぎるので、トッピングでカツをつけないと、がっつり食べたい人には向かないかなぁと思った。

ぜひ、トッピング券がある場合は、トッピングしてみたらどうでしょう。

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転職

九年郵便局で期間雇用社員として勤めた

郵便局に勤めて、今年で早9年。9年前に私は、北海道の旭川中央郵便局にて、外務社員のユニフォームに袖を通したときに、このユニフォームを着てこれから65歳まで郵便局員として働き続けていくことを、背負った「JP」の文字に誓いました。

苦しい時も、辛い時も、私は、郵便局に勤め続けました。大雪で、腰までの深さの道を雪を掻き分けて30Kgの米を担いで何度も往復しました。集荷業務がパンクしてしまい、局に帰る頃には、22時になってしまい、その後諸々時間がかかってしまい、23時頃に帰った日のこと。同僚とうまくいかなくて、鬱に追い詰められて、何度も仕事に行きたくないな、明日が来なければいいのに。と思った時もありました。正直、自殺しようかなと思ったことがありました。誰も助けてくれなくて、誰も支えてくれなくて。辛かった。

辛く悲しい時に、周りの誰かに助けてもらったことはほとんどなかったと思います。ですが、ここのプロフィールにいる当時ネットの友達であったカズキにより、私は、なんとか死なずに立ち上がり、また郵便局員を続けることができ、郵便局が私というあまりに使えない役立たずを拾ってくれた恩を返したかった。そして、あの日、9年前の9月11日に誓いを果たそうと、必死に頑張ってきました。

周りにたくさんのご迷惑をおかけすることがありました。上司にも、同僚にも。たくさんたくさん恩がありました。お客さんにもたまに怒られて、たまに励まされて、けっぱりなさいと背中を押されて走りました。旭川中央郵便局では、六年間走り続けました。

そして、石川県へ

私は、新金沢郵便局の集荷センターに移りました。理由は、家族や、その他もろもろが理由です。ここでは、親友となったカズキに助けられて再び走り始めました。今度は、前みたいに失敗しないように、と。

新金沢郵便局集荷センターの給料は、他の石川県のアルバイトよりは、とても高く1000円越えで正直稼げそうだな、と思っていました。上司は怖かったですが、男気もあって、面倒見も良く、正直私は、もしも、私に父親がいたのなら、こんな感じだったのかなと、思いつつとてもこの職場が好きでした。

行った作業は主に、事業所を回るという集荷作業。郵便物や、荷物をお預かりするというものです。

石川県のお客さんは、北海道とは違って気難しいお客さんが多く、昔特有のお客様は神だという対応を迫られることが多くありました。

ですが、私は、再び就かせてくれた郵便局に恩を返しつつ、お金を頂戴したいと思い、一生懸命働きました。

色々ご迷惑をおかけしたりすることはありましたが、とても仕事は楽しく、毎日が有意義でした。

だけど稼げなかった

集荷センターの仕事量は、少ない。北海道よりも非常に少ない。北海道では、多くの個人宅のお客さんまで集荷することが多かったです。なので、8時間ほど、実動時間は、7時間15分ほどありました。なので、当時1000円以上だった私は、月に15万円ほど手取りでもらえていました。

しかし、新金沢郵便局の労働時間はたったの6時間。休憩はない。月にフルで働いても、12万円いかないことも多い。本当に残念だ。

そして、郵便局は、全国共通で、ランク制度を給料に反映している。一番上からABCとあり、その間に、有か無とある。私は、北海道で働いていた時は、A有というランクで、一番上の給料をもらえていたのもあって安定していた。

だが、そのランクは新金沢郵便局では上げられづらい傾向があった。ランクが上がるには、資格があってその資格を満たしていたら、そのランクに上がれるというものだが、私は、新金沢郵便局で言うAランクに相当するスキルはあった。

だが、ランクはあげられなかった。例えば入力ミスがあったから、下げる。とか、いろんな理由をこじつけてあげないとかと言うものだ。そして、7時間の実動時間に増やして欲しいのに、その要望は通さずに、Aランクの資格の一つである、一トン車に乗ることを当時一番下のランクであるC無だった私はやらされた。

正直、納得がいかない。国際小包の知識もあるし、年賀状も売ったりもしていた。だが、反映されず、郵便局からの要求のみが通り続けていた。

離れていく愛社精神

お金は、稼がせてくれない。でも、負担が大きい。そうなれば、ストレスがかかっていく。ルームシェアしているが、そちらに回せるお金が、あまりなく生活費の足しにすらならないことが多くあった。本当にルームシェアの友人には負担をかけてしまっている。その申し訳なさは確実に私を蝕んだ。当然だ。月に11万円しかないのだから、きついに決まっている。本当に、毎月毎日申し訳なさで、嫌になっていた。いくらルームメイトが公務員だからといって甘えきりである自分が許せないと思った。

そんな時だ。ルームメイトであるカズキが私に、プログラミングを勧めてくれた。今でも憶えている。

プロゲートのスマートフォンのアプリで、プログラミングの勉強を始めたこと。カズキのパソコンを借りて、実際にHTMLを組んで、ホームページを初めて作った時のことを。

プログラミングに恋をした。

私は、プログラミングが好きになった。そして、いろんなことをチャレンジしようと思った。それは、まさに夢のような世界だった。四六時中プログラミングの動画をみあさり、四六時中、プログラミングをしていた。本当にプログラミングをしている時間は、とても楽しくて、とても私は、その時間が幸せだった。これは、口だけではなく今もそうだ。そして、口には出してはいないが、アプリケーションの開発も進めている。何をどうするために必要なのか、何を作るか。それらを考えて、じっくりと処理についてや、色々なことをしようとしている。

これから先、僕がどうなるか。

そんなことは知ったことではない。ただ大好きなプログラミングをしてセキュリティの勉強もして、英語の勉強もしたい郵便局の転職はあくまでも僕にとっては、始まりに過ぎない。これから先、どんな未来が待ち受けていたとしても、僕は自分が進みたい道を進むだけだ。

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祝 初案件

ようやくです。プログラミングを始めてようやく初案件を獲得しました。とても長い苦労の日々でしたが、これで漸く今まで勉強してきた日々が報われてくるなと思います。

お金のためではなく、本当に誰かの役に立ちたくて今回のHP制作を提案をさせていただき、それをお客様から正式にご依頼いただけたこと、誠に感謝、感激、恐悦至極にございます。

今回私が、依頼させて頂いたのは個人経営のお店なのですが、前々からとても雰囲気が良く私としても是非HPを制作させていただきたいと思っていました。なので、本当に、よかった。

詳しい内容は、おいおいに。

まずは、お店に1日居させていただくためのスケジュールを組まなくてはなりませんな。

楽しみ。

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【キム・ラッキの人体ドローイング】一生モノのイラスト用人体解剖学書

人間の脇とか首とかどうなってるの?

私はイラストを数枚ほどしかまだ世に発表していません。そんな私が紹介するのも恐縮なのですが、今回は私の一生をかけて繰り返し繰り返し勉強して、本がぼろ雑巾になるくらい読み倒そうと人生で初めて思った本を紹介したいと思います。

数枚しか発表してませんが、それでも自分の苦手な人体のパーツもわかってきて、考えれば考えるほど首とか脇とかどうなってるんだ?と、さまざまな角度で見え方が変わってくるこのパーツたちはその皮の中はどんな構造になっているのか・・・そこを理解しない限りこのもやもやはなくならないと思っていいました。

3D人形など苦手を補えるサービスもあるよ、とネットに書いてあり、YouTubeでも紹介している動画もあり、使い方もあらかた理解して、「3D人形さえあれば、大体の人体の形はわかるし、あとは写真みて人体のラインを真似していけばしまいやん」、そう思ってイラストで人体を書くのは簡単だと思った日がありました。

すぐに壁にぶち当たりました。・・・・「マッチョな雄がかけん・・・」3D人形の筋肉は腕や足は大雑把でみんななよなよしい体つきになってしまい、女性と男性の体の違いが描きづらく、男の娘と雄を並べて描いたときに雄の迫力のまぁないことないこと・・・原神のモブの男キャラ達みたいになよなよしいイメージ。いやまだそっちの方がましなレベルでやわらかい肉体の男しか3Dじゃかけない・・・

さらに3D人形だと関節付近の表現もリアルではなく、そこは写真やグラビア写真をみて絵を描く必要がありました。しかし、そんなちょうどいい写真はなかなかなくて、どうしても知識を得る必要あると思いました。

特に苦手なのが脇・首の構造!でした。このあたりの筋肉は実際どうついてて、どういう角度だとどう見えるのかが想像できませんでした。

写真なんかで確認したりもできましたが、やはり筋肉や骨の名称なんかがわからなくて頭に入ってきずらい・・・そんなことを考えながら近所の本屋でイラスト関係の本を見あさっていた時に出会ったのがこの本。

色々学べる基本の人体!

今回この本を読むことで筋肉の名前と形状を学習することができます。

首や肩回りのもやもやした理解に加え、骨盤や足の筋肉のラインの知識も固まることで、その部位を描く際に感じていた不安を知識でやる気に変えることができました。まぁでもまだまだ一周読んだ程度では、知識としての定着はまだまだ全然・・・それほどこの本で得られることは初心者絵描きにとっては膨大ですが、これから何度も繰り返し読んで知識になればなるほど画力が上がるだろうことを予想させる濃厚な内容の本です。なにせ、筋肉は何気ない動作でほぼすべて形状をかえてますからね、筋肉がどのように変化してどれが体表にあらわれるのか、覚える必要があるとこの本は言います。

各章ごとの内容

1章では人体を簡単に図形化して様々な角度からイメージの仕方を学習できます。肋骨や骨盤の形状と、その図形化の仕方、体の重心による傾きを詳しく学ぶことができ、人体の大まかな特徴を学ぶことができます。

2章では顔の比率や筋肉の動き方を学ぶことができます。そして肩回りの筋肉の動きもここで学習でき、首と胴体がどのようにくっついているのか、どんな筋肉がついているのかを理解できます。残念ながら筆者はその程度のレベル(*´ω`)。ただ「5,500円はまだたけぇなと思っていいましたが。これ1500円なら買おうかな・・・・」と思いつつ次の章をパラパラ・・・

3章ではこの本の肝である人体解剖学について学んでいきます。男女による人体の違いを紹介しつつ、筋肉の役割やどこにどんな筋肉がついて外側にラインとして現れるのかを学習できます。「解剖学学びたかったし、無料で筋肉や骨について学習できるアプリなどは見つけられなかった。しかもこれはイラスト用に紹介しているからよく使う筋肉や描くべき筋肉を重点的に学習できる!この本は良書だ!3,000円なら買う!」そう思っていました。

4章ではイラストを描くということがいかに奥深いものかということに感動する章になります。3章で学んだ人体の形・・・それらがあまたのポーズによってさまざまに変化していく筋肉の形を学習でます。その時に思いました、「ああ、これは一生かけて読む奴や・・・・と。一生ものの本となる可能性大や・・・。」と・・・

本書の終わりに でキムさんも言っています。一生をかけても学習しつくすことができない、ここまでの本を出して数々の作品を生み出してきたキムさんでも描けないと悩むことがある、人体を描くときにその困難さを思い知ると。

ここまでの本を出す人でも困難を感じるのかと・・・絶望するとともに私は俄然やる気になりました。

一生かけても極致にたつことができないような仕事であり趣味・・・しかし、うまくなればなるほど好きになるのがイラスト道・・・いつまでも飽きさせることがない学問なんだとわからせてくれた、素晴らしいのがこちらの4章。この4章を見て5,500円でも買おうと思いました。こんだけのポーズで筋肉の伸縮の仕方を完全に頭に叩き込めば怖いものないわ。そう思い、これを一生かけて読んでいこうと決めた時、今後50年は生きるとして、50年を5,500円で割れば一日1円以下です。安い・・・その考えに至り、この本を購入しました。

5章は以上を踏まえて、人体構造が理解したらこんないろいろなコンセプトのキャラを違和感なしに生み出せるよ、ということを紹介する章。ただただうらやましいと、夢を見せてくれる章でモチベが爆上がりする章になります。

この本を読みながらイラストを描き、同時並行で筋トレをしながら裸になり鏡の自分の筋肉をみながら筋肉の名前を思い出して筋トレすることで、さらに頭に筋肉の名前が入ってきたし、筋肉の名前を覚えることで、筋肉を知らないよりも筋トレが楽しめ続けることが出来ています。筋肉は美しい・・・(*ノωノ)

また、日常生活でどの筋肉がこっているのか、いたいのか、筋肉をどう伸ばしたらいいか、そういうのがわかり、筋肉の状態に対して敏感になり、コリとか痛みに対してアプローチできるようになりました。嬉しい副効果\(^o^)/

一周した程度ではどこまでイラストに反映できるかわからないが、すでに日常生活中に筋肉が痛みやコリを訴えてきたときに名前を読んでよく状態を考えることが出来るようになった。イラストよりもマッサージ屋さんになった方が良いのではないかと思うくらい、筋肉が身近なものになった。

この本と共に生きていく・・・

一回読んだだけでは身につかない、これは一生かけて身に着けていくべき本だと立ち読みしてすぐ思った。それくらいこの本は人間を描くことの難しさと、イラストの可能性を教えてくれた。

一度読んだだけで、体について詳しくなれて、接骨院の先生みたいに、筋肉の知識を軽く披露できるようになれました。

人体を描くうえで、生涯のパートナー的本になる価値のある本だと思いました。

もしそんな本を探しているのでしたら、この本はほんとにおすすめです。